コラム

Shirokane no Mori Column

農民・松岡の人生設計
農民・松岡の人生設計

人生の節目に訪れてほしい場所に。リゾート湯治を新たに提案

「白金の森」の敷地内に、2021年8月にオープンした「シェアハウス白金」。「移住体験から定住へ」をコンセプトに掲げ、これまで3名の方を迎えてきました。しかしながら、運営していく中、白金の森のシェアハウスは、一般的なシェアハウスとは特性が異なるため、立ちはだかる壁もあり、松岡会長をはじめ、事務局スタッフは日々試行錯誤。

菊池の魅力を伝えつつ、時代のニーズを捉え、利用者の方々に喜んでいただける施設運営とは? 

会長の想いを伝えるシリーズ6回目の今回は、2周年を迎えるにあたり、新たなチャレンジを始める松岡会長の想いと、「シェアハウス白金」がどう生まれ変わるのか!についてお話を伺いました。


シェアハウス白金オープンに至った想いはコチラのコラムをご覧ください

 

健康で長生きするためには「夢をなくさない」こと

今年74歳の松岡会長。周囲から「まだまだ若いね」と言われることが多いと言います。面識のある方は、「そうそう!」と頷いていただけるでしょう。

手入れの行き届いた髪はハリがあり、笑顔が絶えないお顔は肌がツヤツヤ。以前のインタビューでも話されていたように、4時半に起床し、20時ごろには就寝。奥さまが作られる野菜たっぷりのバランスの良い食事と、適度な農作業が運動となり、イキイキとした人生を謳歌しています。

「私自身、変えない人生観があるんです。その一つが、『健康で長生き』すること」と松岡会長。
1年に一度、お正月には自分自身を振り返り、「今まで、今年、これから」を考えます。もちろん健康面についても。

健康のバロメーターについて、会長はこう考えます。
「まだまだやれる!と自己判断せず、私は、病院で健康診断をして、それをバロメーターにしています。『まだまだ』はどうしても無理をしてしまい、後悔することに…。身をもって体験してしまったので、これは、私的には絶対です」。


自身が体調を崩したことで、これから歳を重ねていく人たちに、同じ間違いをしてほしくないという想いの強い会長は、「定年退職を迎える年齢が、一つの節目」と話します。
それまで一生懸命、夢中で働いてきた会社での仕事がなくなる。それと同時に、「会社のために働いているんだ!」「会社に貢献することがやりがいだったんだ!」。そんな人たちは、自分自身の夢がなくなってしまい、それまで張り詰めていたものがプツンと切れてしまうのです…。

「しばらくは、少し長めの休暇を過ごしている感覚で、旅をしたり、家で休んだりと楽しめるのですが、ふとしたときに、あれ?と気づくんです。このままダラダラと日々を過ごすのか?老後の資金は足りるのか?もしかして働いた方がいいのか?でも、自分は何ができる?…襲ってくるのは大きな不安です」。

承認欲求の強い人は、社会に必要とされていないんじゃないか…そんな勘違いを起こしてしまうことも。それだけ、「定年退職」という日々のルーティンから解き放たれ時には、思いもよらない感情が湧き、最悪、鬱になってしまうケースもあるということです。

これでは、健康で長生きできるはずもありません。

「私自身」が幸せだと感じるために。それぞれの幸福感を追求し夢を見出す場所に

シェアハウスからの景色。散策をしたり腰を下ろして読書をしたり。過ごし方はそれぞれ

シェアハウスからの景色。散策をしたり腰を下ろして読書をしたり。過ごし方はそれぞれ

新たな夢を見出すキッカケを、白金の森のシェアハウスで見つけて欲しい。
それが、会長の想いです。


「白金の森」は、5haの森の中にあり、四季によって表情を変える木々や野草や、野鳥たちのさえずりも響き渡る自然に囲まれた環境です。この恵まれた環境で、ゆっくりと過ごすことによって、これからの夢を見出して欲しいというのが、シェアハウスの新たなチャンレジ。

シェアハウスというと若い人のイメージが一般的な中、ここは60代前後の方がメインターゲット。滞在期間も長く、1カ月のプランを計画中です。

「ここには『黄金の湯』という良質な温泉もあるし、自然もある。食事もレストランを予約していただければご用意もできます。過ごし方は、その人次第。私もその方々のために自分の人生のお話を伝えて参考にしていただきたいですし、同じ想いを持つ人々が集うのでお互い情報交換をしたり、せっかくだから薬膳やマネーセミナーの先生を招いたりして、さまざまなことにチャレンジする場になっても良いと考えています」。
 
健康で長生きするためのキッカケの場所。
言い換えるなら、現代版の湯治。リゾート湯治です。
体だけでなく心も健やかな時間を、そこで出会った仲間と過ごすことで、自分にとっての「幸せ」「人生のやりがい」「人生の目標」を見出していくということです。



「農村でリゾート湯治というのは、あまりイメージがないと思いますし、老後に農村に移住するというのはハードルが高いと感じられると思いますが、これからの時代、自給率の高い農村は大きな可能性を持っています。人生の節目に、農村での時間を過ごすことで、『野菜を作ってみようかな』と考えていただけたり、もしかしたら菊池への移住も検討していただけましたら、本当に嬉しいですね」。

「白金の森」で暮らす会長と共に、
生まれ変わった「シェアハウス白金」で健やかな老後について考えてみませんか?

 

御宿 白金の森

TEL.0968-24-6600

受付時間/午前9時~午後6時まで
※毎週木曜日定休

レストラン 四季農

TEL.0968-24-6622

受付時間/午前9時~午後6時まで
※現在は宿泊客対応のみ

白金温泉 黄金の湯

TEL.0968-24-6655

受付時間/午前7時~午後8時30分まで
営業時間/午前7時~午後9時

スパリゾート シェアハウス白金

TEL.090-1366-8344

受付時間/午前9時~午後4時まで
※平日のみ対応